K&M

30年連れ添った妻(連れ合い)を喪ったばかり。忙しくすれば日常に流されてしまう。おそらく人生で一度しかない重みある時間。その時間を、豊かに、大切に味わいたいと思いながら過ごしている。そんな男の微笑ましい(バカっぽい?)独り言。

散歩の習慣

他界後66日目。
11時頃、散歩に出た。
いい天気。うっすら雲はあるものの淡い色の空は美しい。

坂道を上り北アルプスの山並みが見渡せる場所に到着。
北アルプスの山々はそれほど白くはなく、山並みあたりに雲がかかっていた。


畑のあぜ道を進み、林の中を通り抜け、浅間山が見える場所に到着。


自宅裏の斜面を登ればすぐの場所。直線距離は短いが、近道するには急な斜面を登らなければならず、足元も悪いので、ここに妻と二人で散歩に来るのは年に2~3回ほど。
前回来たのはいつだっただろう?

散歩は5日連続。散歩の習慣がついてきたといってもいいだろう。

「毎日、散歩しなきゃね」
「そうだね」

妻が切り出すこともあれば、私が切り出すこともあった。
健康のため、体力維持のため、散歩の習慣をつけたいのだが、なかなか実現できなかった。

散歩3日目からは小さなリュックに写真立てを入れて散歩している。